米郵政公社:09年9月通期損失は38億ドル-赤字が10億ドル拡大

米郵政公社(USPS)が16日 発表した2009年9月期の損失は38億ドルと、赤字が前年から10億ド ル拡大した。同社はまた、配達日を減らすなどの経費削減策が認めら れない場合は、10年9月期の赤字は78億ドルに拡大する公算がある とした。

09年7-9月(第4四半期)の純利益は、議会から退職者医療給 付支払いの先延ばしを認められたことによる一時利益などで8億 9600万ドルとなった。前年同期は17億ドルの赤字だった。

同社が示した10年9月期の売上高見通しは22億ドルで、経費節 減に変更がない場合は78億ドルの純損失を見込んでいる。

ジョセフ・コーベット最高財務責任者(CFO)は発表資料で、 「09年通期は、当社の歴史で最も困難な年の一つとなった」とした上 で、「深刻なリセッション(景気後退)、さらに現在も続く郵便から電 子メールなどへの代替がすべての郵便物に多大な影響を及ぼし、売上 高とコストに大きな不均衡をもたらした」と説明した。

09年9月期の営業売上高は681億ドルと、前年の749億ドルから 減少。09年9月期の総郵便取り扱い量は前年比12.7%減の1771億件 となった。

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