英国債:上昇、英住宅価格の下落で景気に足踏み観測-10年債3.74%

英国債相場は上昇。11月の英住 宅価格統計で希望売却価格が前月比で下落したことを受け、同国のリ セッション(景気後退)脱却は各国に比べ遅れるとの懸念が高まった ことから、国債の安全性が見直された。

10年債利回りはほぼ2週間ぶりの低水準まで2ベーシスポイント (bp、1bp=0.01ポイント)未満まで迫った。英最大の住宅不動 産ウェブサイト、ライトムーブが発表した英国の11月の住宅希望売却 価格は前月比1.6%値下がりした。10月は同2.8%値上がりしていた。 先週発表されたユーロ圏の2009年7-9月(第3四半期)実質GD P(域内総生産)速報値は前期比で0.4%増加した一方、英国は先月、 リセッションから抜け出せずにいるとの認識を示していた。

ロンドン時間午後5時現在、10年債利回りは前週末比5bp低下 の3.74%。同国債(表面利率4.5%、2019年3月償還)価格は

0.38ポイント上げて105.89。2年債利回りはほぼ変わらずの

1.33%。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア債券ストラテジスト、リ チャード・マクガイアー氏(ロンドン在勤)は、今週は入札予定がな いことも英国債相場を支えていると指摘する。「発行がないことを背 景に、英国でも海外でも国債相場に買い注文が入っている」と述べた。

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