ECBのリッカネン氏:世界経済の回復の持続性に確信持てず

欧州中央銀行(ECB)の政 策委員会メンバー、フィンランド中央銀行のリッカネン総裁は16日、 失業増加が経済成長見通しに暗い影を落とす中、世界的な経済回復 の持続性に確信が持てないとの認識を示した。

フィンランド中銀はリッカネン総裁のタンペレでの講演原稿を 公表。それによると同総裁は、「現在の経済成長の勢いがどれだけ持 続的なものかは不明だ」とした上で、「失業率の上昇は経済成長見 通しに暗い影を落としている。こうした中で、経済成長を適切に支 援する各国中銀および政府の政策は今も変わらない」と述べた。

7-9月(第3四半期)にはユーロ圏の域内総生産(GDP) はプラス転換し、第2次大戦以降で最悪のリセッション(景気後退) から脱却した。

リッカネン総裁は、世界経済の回復の兆しや金融市場の改善が見 られる一方、失業率の上昇や設備稼働率の低下を背景に、ユーロ圏の インフレ圧力は中期的に「低水準に」抑えられるとの見通しを示した。

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