電気自動車、2040年までに米市場で約75%のシェアを-推進団体

日産自動車や米電気会社PG &E、米小荷物輸送会社フェデックスなどの企業幹部が加盟する電 気自動車推進団体「電化連盟」は、電気自動車のシェアが2040年ま でに米自動車市場の4分の3に達するべきだとの見解を示した。石油 輸入を実質的に「ゼロまで削減できる」と主張している。

ワシントンを拠点とする電化連盟が発表した報告によれば、世界 全体で2億台以上の電気自動車の普及目標を達成するためには充電施 設などに1300億ドル(約11兆6300億円)の投資が必要との試算 を明らかにした。

同団体はリポートで、「石油への高い依存が米国の経済と安全保 障への持続不可能なリスクをつくり出した」とした上で、「電気自動 車に利点があるのは明白だ」と指摘した。

米連邦政府が燃費に優れた自動車の需要喚起に向けて補助金制度 を設けているため、日産自やゼネラル・モーターズ(GM)は完全な 電動化自動車の開発に取り組んでいる。オバマ米大統領は6年以内に 国内で電気自動車100万台の普及を目指している。世界全体の今年の 生産台数は数千台にとどまっている。

同団体は報告で、2億台の目標を達成するためには、各国政府は 購入者向け奨励策ならびにインフラ設備向けの補助金を2018年まで に最大33都市で集中的に実施する必要があるとの見方を示した。 2040年までの目標達成に向け、13年までに70万台、30年までに 1億2300万台普及させる必要があるという。

同推進団体には、米エネルギー会社NRGエナジーと、自動車用 充電装置メーカーのエアロバイロメントも参加している。

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