ソニーFHD:中間純利益が9割増の234億円、市場環境改善で運用益増

ソニーフィナンシャルホールディ ングスは16日、2009年4-9月の連結純利益が、前年同期と比べ約9 割増の234億円になったと発表した。金融市場環境の回復を背景に、生 命保険事業での資産運用収益が増加した。

4-9月期の経常収益は、前年同期比15%増の4812億円、経常利 益は同76%増の395億円となった。同社は10月30日に通期純利益予 想を前期比17%増の360億円に上方修正した。

生保事業では、資産運用収益が増えたほか、保有契約高が堅調に推 移し保険料等収入が増加した。損保事業では、主力の自動車保険で保有 契約件数が増えて正味収入保険料が増加した。一方、銀行事業は世界的 な金利低下で減収となったものの、資金調達費用の減少や、住宅ローン 残高の増加により資金運用収支が改善した。

通期予想の上方修正は、生保事業で超長期債の購入を推進し、利息 や配当金収入の増加が見込まれることなどが主因。藤方弘道副社長は同 日の記者会見で「予想の上方修正はしているが慎重にはみている。特に 銀行については見込みを据え置いた」と述べた。

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