エアバスとボーイング、来年の航空業界回復を予想-納入延期の減少で

民間航空機メーカー大手、欧州 のエアバスと米ボーイングは、世界経済が過去数十年間で最悪のリセ ッション(景気後退)から回復し、航空旅客が増加するのに伴い、航 空業界が来年、不況から脱出するとの見通しを示した。

ジョン・リーヒー最高業務責任者(COO)は15日、ドバイ航空 ショーで、航空会社から受け渡し延期要請が聞かれなくなったと指摘。 ボーイングの民間航空機担当マーケティング責任者、ランディ・ティ ンセス氏は、2010年の経済成長が同社のバランスシート修復を助ける と予想。「来年は回復の年となり、11年には航空業界は黒字に戻るだ ろう」と述べた。

ドバイ航空ショーは業界の初期段階の回復を反映してはいるもの の、活況を呈した過去数年の航空ショーとは対照的だ。エアバスは今 回、エチオピア航空から公示価格28億ドル(約2500億円)相当の広 胴型航空機を受注した。しかし、航空機メーカー各社が2年前の航空 ショーで発表した受注額は、初日だけで400億ドルに迫る勢いだった。

今年1-9月期の航空旅客は5.3%減少し、国際航空運送協会(I ATA)は世界の航空会社が被る損失が合わせて約110億ドルに上る と予想している。

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