ドルの懸念、米当局の適切な政策で緩和可能-IMF専務理事

(中国経済の見通しなどを追加します)

【記者:Paul Panckhurst】  11月16日(ブルームバーグ):国際通 貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は16日、ドルに対する支 持を表明する一方、人民元の上昇を容認するよう中国当局に訴えた。 同専務理事は、オバマ米大統領が15日深夜に上海に到着し、就任後初 の中国公式訪問が始まるタイミングで発言した。

ストロスカーン専務理事は北京で行ったスピーチで、人民元の上 昇が中国経済にとって「必要な包括的改革」の一環だと指摘。ドルに ついては、目先の懸念が「米当局の適切な政策措置によって緩和でき る」と述べ、「当面の間」主要な準備通貨であり続ける公算が大きいと 付け加えた。

専務理事はまた、国際金融システムが「まずまず順調に機能」し 続けており、金融危機の過程でその回復力を示したと説明した。また、 世界経済が「ようやく危機を脱した」ようだとの認識を示し、中国経 済の成長率が今年8.5%、来年は9%になるとの見通しを再確認した。

中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は今年、新たな国際準備 通貨の創設に向けた取り組みを提唱した。

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