中国は来年も金融緩和維持を、成長率8.5%へ-情報センター

中国国家発展改革委員会(発改 委)のシンクタンクである中国国家情報センター(SIC)は、政府 の刺激策の効果が薄れ、民間投資と外需が依然として弱い中で、同国 が来年も「適度に緩和的な」金融政策を堅持する必要があるとの見解 を示した。

SICは16日付の中国証券報にリポートを掲載し、その中で、 中国人民銀行(中央銀行)は公開市場操作を通じて流動性を「微調整」 し、政策金利の変更を避けるべきだと指摘した。

中国の景気回復に伴い、10月の工業生産と貿易黒字はともに増加 した。SICは、財政刺激が弱まる中で、同国の2010年のGDP(国 内総生産)は約8.5%の「低い」伸びにとどまる可能性があるとの見 通しを示した。消費者物価指数(CPI)の上昇率については、2.5% 程度で抑えられ、インフレの「真の脅威」にはならないと予想した。

リポートは、「金融緩和政策からの軽率な脱却は市場参加者の信頼 感を著しく損なうことになり」、苦労して手に入れた景気回復が頓挫し、 再び下降局面に陥る恐れがあると指摘した。

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