ミスミG株が4カ月ぶり安値、欧米景気厳しく先行き不安-減収減益へ

精密機器部品のカタログ通信販売を 行うミスミグループ本社の株価が大幅続落。一時前週末比3.9%安の 1372円と今年7月15日以来、約4カ月ぶりの安値水準に沈んだ。欧米 の雇用・所得関連指標が悪く、2010年の年明け以降の製造業の生産計画 が立てにくくなっている。今年末のクリスマス商戦が空振りに終わるリ スクもあり、今後の事業環境の不透明さが嫌気されている。

ミスミGが13日の取引終了後に公表した上半期(4-9月)連結決 算によると、純利益は前年同期比88%減の6億円にとどまった。自動車 産業を中心に国内メーカーの生産は底打ちしたが、回復ペースは想定よ り鈍いという。

通期(2010年3月期)業績計画は、連結売上高が前期比25%減の 830億円、純利益が同45%減の26億円。東京証券取引所内で記者会見し た同社広報・IR担当ジェネラルマネジャーの岡本保氏は、「欧米の雇用 が戻っておらず、顧客先メーカーは皆、先行きが見通せないと言ってい る。2010年の年明け以降の状況が読めない」と説明した。

また、電子機器産業について岡本氏は、顧客先の多くが夏以降に生 産を増やし、在庫を増やしたと指摘した上で、「クリスマス商戦に向けス タンバイを終えたところだが、大空振りもあり得る、と不安を持ってい るところがある」と話している。

ミスミGでは、今年6月までにカタログを順次刷新、顧客先のニー ズにきめ細やかに対応していく方針だ。カタログ刷新の影響について、 「下半期からフル寄与する見通し」と岡本氏は言う。

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