中国銀監会主席:ドル安と米金利据え置き、投機的な資本流入あおる

中国銀行業監督管理委員会(銀監 会)の劉明康主席は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策が、 資産価格のインフレを招きかねない投機的な資本流入をあおっている と批判した。香港の首脳も同様の見解を示していた。

劉主席は15日に北京で「継続的なドル安に加え、成長再開と国民 の信頼感維持のために向こう1年から1年半は金利を基本的に引き上 げないとする米当局の姿勢は、裁定取引を通じたドルでの巨額投機に つながっている」と述べた。

2日前には香港の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官が、FR Bによる事実上のゼロ金利政策が次の金融危機を引き起こす恐れがあ ると指摘した。バーナンキFRB議長は、米景気回復を確実にするた め金利を「長期」にわたって抑制する方針を表明している。

劉主席は、ドル安が「世界の資産価格に重大な影響を及ぼし、株 式・不動産市場での投機をあおっており、新興市場国を中心に、世界 の景気回復にとって新しい真の克服できないリスクを生じさせてい る」と語った。

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