ヘッジファンドのポールソン、シティ株取得-ゴールドマン株は売却

米ヘッジファンド大手ポールソン 社を率いるジョン・ポールソン氏は、2009年7-9月(第3四半期) に同社が保有する米金融大手ゴールドマン・サックス・グループ株全 株を売却する一方で、米銀大手シティグループ株3億株を取得した。

ポールソンが当局に提出した13日付の届出書に記載されたシテ ィ株の保有は、信用危機に際して政府から金融支援を受けた銀行に対 する同社の10億ドル(約900億円)強の投資としては2回目。ポール ソンは4-6月(第2四半期)に米銀バンク・オブ・アメリカ(BO A)株1億6800万株を購入している。

住宅市場の崩壊を予想することなどで昨年約20億ドルの利益を 上げたポールソンは、08年の金融危機の間に急落した銀行株に投資し ている。ポールソンは、政府が引き続き一部株式を保有する銀行の株 式を取得する一方で、7-9月期にゴールドマン・サックスとJPモ ルガン・チェースの株式を手放した。

1970年代にソロモン・ブラザーズの銀行調査部門を統括していた ウォーレン・マーカス氏は「これら企業が直面したことを考慮すれば、 シティは大手銀行の中で最も問題があると見なさざるを得ないだろ う」と述べた上で、「恐らく、シティにはそのうち、他の一部銀行より 良い面が出てくるとみているのだろう」と指摘した。

ポールソンの広報担当アーメル・レズリー氏はコメントを控えた。

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