日立:年内にも3000億円超の資本増強固める、公募とCB-日経

15日付の日本経済新聞朝刊は国内 電機最大手の日立製作所が、年内にも3000億円を上回る資本増強をす る方針を固めたと報じた。取材源は明示していない。

日経によると、普通株による公募増資2000億円強と新株予約権付 の転換社債(CB)発行1000億円程度で構成、調達額は4000億円近 くになる可能性もある。財務基盤強化に加え、自動車機器部門や情報 通信事業の強化など資金需要も増えているため増強に踏み切る。

日立の広報担当者、高橋正浩氏はブルームバーグ・ニュースの電 話取材に対し「現時点で決定した事実はない」と述べている。

日立の増資についてはロイター通信も15日未明、複数の関係者の 話として、最大4000億円の資金調達を16日にも臨時取締役会で決議 し正式発表する、と報じた。

日立は昨年秋以降の世界的な不況に伴い、前期(2009年3月期) で過去最大7873億円の純損失を計上。今期もリストラ負担などで2300 億円の純損失を予想し、連結自己資本比率は9月末時点で10.9%まで 低下。三好崇司副社長は、前期以降これまでの決算発表の都度に資本 増強の必要性を認め「幅広い観点で検討」とコメントしている。

電機大手では3月末に自己資本比率が8.2%に落ち込んだ東芝が 6月に総額5000億円規模の資本増強を実施。NECも今月6日、普通 株発行を通じて最大1340億円の資金調達を行うと発表している。

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