シカゴ連銀総裁:景気回復は「緩やか」に-金融政策は現状維持へ

米シカゴ連銀のエバンス総裁は 13日、1930年代以降最悪のリセッション(景気後退)からの回復は 「緩やかな」ものとなり、金融政策は当分の間ほとんど変更されない 可能性が高いとの見解を示した。

エバンス総裁はパリでの講演後記者団に対し、「金融政策は 2010年、恐らくそれ以降も適切であり続ける可能性が高い」と指摘。 「通常と異なる展開がない限り、金融政策はかなり長期間にわたって、 現状のような極めて緩和的なものになるだろう」と予測した。

米連邦準備制度理事会(FRB)は先週開いた連邦公開市場委員 会(FOMC)会合で、政策金利を「長期にわたり」ゼロ%付近に維 持する方針をあらためて示した。インフレ期待が安定していて失業率 が改善しない間は、金融施策を変更しない方針にも初めて言及した。

同総裁は、米経済成長率が今後1年半について約3%となり、 「向こう数年間」のインフレ率は食品とエネルギーを除いたベースで、 約1.5%で推移する可能性が高いとの見方を示した。10%を超えた失 業率については、2四半期にわたってさらに上昇する公算が大きいと 指摘した。

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