カナダ・ドル(13日):上昇、景気回復観測で高利回り資産需要が拡大

13日の外国為替市場では、カ ナダ・ドルが上昇。同国の貿易赤字が予想以上に縮小し、世界的な景 気回復が勢いを増しているとの観測が広がる中で、高利回り資産への 需要が拡大した。

カナダ・ドルは週間ベースでは対ドルで2週連続のプラス。米経 済が堅調になる中で同国の貿易赤字は拡大した。欧州連合(EU)が 発表した7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)統計で、ユ ーロ圏が戦後最悪のリセッション(景気後退)から脱したことが確認 された。株価は上昇した。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア通貨ストラテジスト、マ シュー・ストラウス氏(トロント在勤)は、こうしたことが依然とし て、「カナダ・ドルをけん引する世界的な材料だ」とし、「前日の売 りを受け、リスク許容度が幾分、高まっている」と指摘した。

カナダ・ドルはニューヨーク時間午後5時(日本時間14日午前 7時)現在、前日比0.4%高の1米ドル=1.0516カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=0.9509米ドル)。前日は1.0557カナダ・ドル。今週 は2.3%上昇だった。

カナダ国債市場では、10年物国債(表面利率3.75%、2019年6 月償還)の利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下し、3.47%となった。価格は31セント高の102.23カナダ・ド ル。

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