ユーロ圏7-9月GDP速報値:0.4%増-リセッション脱却

欧州連合(EU)統計局 (ユーロスタット)が13日発表したユーロ圏の2009年7-9月 (第3四半期)実質GDP(域内総生産)速報値は前期比で0.4%増 加し、16カ国から成るユーロ圏が戦後最悪のリセッション(景気後 退)を脱したことが確認された。家計支出が停滞しているものの、ド イツとフランスからの輸出が域内経済成長に寄与した。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト34人の調査の中央値で は、前期比0.5%増と予想されていた。4-6月(第2四半期)は

0.2%の減少だった。

ユーロスタットによれば、7-9月期は前年同期比では4.1%減 少。4-6月期は4.8%減だった。27カ国から成る欧州連合(E U)の7-9月期GDPは前期比0.2%増加した。4-6月期は

0.3%減。

欧州各国政府が景気刺激措置を拡大したほか、欧州中央銀行(E CB)は融資促進を目指し大量の資金を市場に供給し、リセッション 脱却を支えた。

コメルツ銀行のシニアエコノミスト、クリストフ・ワイル氏(フ ランクフルト在勤)は「刺激プログラムなしには、このような成長率 は達成できなかっただろう」と指摘。また、「企業が在庫水準を徐々 に正常化させているのに加え、輸出は極めて堅調だった。10-12月 (第4四半期)も恐らくこの勢いは続いているだろう」と分析した。

GDP統計発表後、欧州各国の国債相場は3日ぶりに反発。独 10年債利回りはロンドン時間午前10時7分現在、前日比2ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.34%。ユーロの対ド ル相場は前日比0.2%高の1ドル=1.4880ドルで推移している。

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