独ベーリンガーの女性向け「媚薬」、バイアグラ並みの革命もたらすか

ドイツの製薬会社ベーリンガー インゲルハイムが開発している女性の性欲高進剤は、来週フランスの リヨンで開かれる性障害関連会議の焦点になっている。

血流を促すなど体に物理的に働き掛ける米ファイザーの性機能障 害治療薬「バイアグラ」とは異なり、ベーリンガーの錠剤は脳に働き 掛け、精神面の禁忌(きんき)を取り除こうとする。

この性欲高進剤は10年前のバイアグラ発売と同等の革命をもた らす可能性がある。

コンコルディア大学(モントリオール)の神経科医、ジム・ファ ウス氏はベーリンガーの新薬「フリバンセリン」について、「性欲の 減退が脳の働きの障害である可能性があり、パートナーの責任とは限 らないという考えが、やっと受け入れられる第一歩になるかもしれな い」と話した。

ベーリンガーは10年以上にわたって同剤の研究を続けているが、 有効性を実証する臨床試験結果をこれまで公表してこなかった。同社 は16日開かれる欧州での学会で5000人超に上る欧米女性の臨床試 験データを初めて公にする予定だ。

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