米株式ファンドへの資金流入額、11カ月ぶり高水準-EPFR調査

調査会社EPFRグローバルによ ると、11日までの1週間の米株式ファンドへの資金流入額は11カ月 ぶり高水準となった。企業収益が回復し、米連邦準備制度理事会(F RB)が低金利を維持するとの観測が広がる中で、株式ファンドへの 世界的な資金流入の流れを主導している。

EPFRの12日の発表によれば、米株式ファンドへの資金流入は 69億7000万ドルと、2008年12月第2週以来で最大だった。株式ファ ンド全体には100億ドルが流入した。中国株に投資するファンドには 過去9週間で最大の2億5600万ドルが流入し、新興市場株ファンドへ の流入額は24億6000万ドルとなった。

S&P500種株価指数とMSCI新興市場指数は11日終了週にい ずれも5%上昇。主要20カ国・地域(G20)が景気刺激策の継続を約 束したことが寄与した。ネットワーク機器最大手の米シスコシステム ズや英銀HSBCホールディングスなどは、増益決算発表を受けて株 価が上昇した。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのグローバ ル最高投資責任者(CIO)、リチャード・ラカイエ氏は香港でブルー ムバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、「回復は緩やかだが着 実なものとなるだろう」と予想。「景気は底を打ち、企業収益も最悪期 を過ぎた。現在は成長局面だ」と語った。

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