【テクニカル分析】原油相場、85ドルに上昇する前の「足踏み」状態

米アウアーバッハ・グレイソン のテクニカル分析によると、原油は年末を前に、1バレル=85ドル 向かって上昇するための「足踏み」状態にある。

アウアーバッハ・グレイソンのテクニカルアナリスト、リチャー ド・ロス氏によると、原油先物は10月15日に76.50ドルの上値抵 抗線を突破し、同月21日に1年ぶりの高値82ドルを付けて以来、 取引レンジが縮小してきている。同氏は、このパターンは今後の相場 上昇を示唆すると語る。

ロス氏は電話インタビューで、「取引レンジがどんどん狭くなり、 10月15日以降に現在の足踏み状態が形成された。取引レンジの下 値が上がり、上値は低下しつつある」と述べた。

ロス氏によると、これまでの上値抵抗線76.50ドルを先週試し、 同水準が今度は下値支持線になった。終値で80ドルを上回れば、85 ドルへの上昇の兆しになる。

ロス氏は「76.50ドルの水準を探り、維持したことで、原油価 格は上抜けするだろう」と述べた。

原油先物12月限は12日、2.34ドル(3%)安の76.94ドル で引けた。終値としては10月14日以来の安値。10月15日に上値 抵抗線を抜けてから、原油相場は76.55-82ドルのレンジで推移し ている。

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