米自動車市場でリース販売が復活-中古車の値上がりで採算性向上

米国の自動車市場でリース販 売が復活している。低コストで高級車に乗れるという理由から人気 があったリース販売は、昨年の自動車需要の落ち込みで停止状態に 陥っていた。

ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー・グループは、 関連会社GMACファイナンシャル・サービシズを通じて8月と9 月にリース販売を再開した。フォード・モーターも年内にリース販 売のさらなる促進を図る計画だ。一方、トヨタ自動車はリース販売 をマーケティング活動の一環と位置付けている。

リース販売の収益性が改善していることを受けて、自動車メー カーと金融会社はサービスを再開した。自動車販売ディーラーに下 取りに出される台数の減少を背景に、米国では今年に入って中古車 の販売価格が過去最高水準に上昇。そのため、自動車メーカーはリ ース期間が終了した車両をこれまでよりも高値で引き取ってもらえ るようになった。約30年ぶりの水準に落ち込んでいた新車販売台 数も、リース販売の再開によって上向く見通しだ。

自動車情報サービス会社エドマンズ・ドット・コムのジェレミ ー・アンワイル最高経営責任者(CEO)は12日のインタビュー で、「リース販売が回復している」と述べ、近いうちに米自動車販売 の20%を占めるまでになると予想した。これは2009年1-6月(上 期)の2倍以上の水準に相当する。中古車の値上がりで「リースの 魅力が増している」とも語った。

中古車の販売価格が上昇したことで、自動車メーカーは月々の リース料金の引き下げが可能となった。フォードでは、売上高に占 めるリース事業の割合が07年の17%から今年は約5%に低下して おり、同社は中古車の需要増加を販売回復の前兆とみている。

-- Editors: Steve Walsh, John Lear

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Keith Naughton in Southfield, Michigan at +1-248-827-2941 or knaughton3@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Jamie Butters at +1-248-827-2944 or jbutters@bloomberg.net

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