クレハ株が約半年ぶり安値へ急落、太陽光発電向けの需要減-業績減額

樹脂製品や炭素繊維が強みのクレ ハ株が、チャート上の「窓」を開けて急落。太陽光発電向け設備需要 の減少などを理由に、同社は12日に業績予想を下方修正した。連結営 業利益は前期比47%減と大きく落ち込む見通しとなり、業績の先行き 警戒感が強まった。

この日は売り気配値を切り下げた後、午前9時41分に前日比

9.8%安の413円で売買が成立した。その後は一時10%安の412円と 5月29日(410円)以来、およそ半年ぶりの安値圏に沈んだ。

新しい10年3月期の連結営業利益予想は50億円と、従来計画を 20億円下回る。前期実績は95億円。太陽光発電向け設備の需要低迷 で「機能製品事業」の炭素製品分野が大幅に落ち込む見通し。国内景 気の低迷で「その他事業」の建設、環境関連分野の低迷も見込む。ブ ルームバーグ・データにあるアナリスト4人の予想平均値は68億円、 最低値は61億円。減益は想定されていたが、会社側公表値はこれらを 一段と下回る。

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