NY原油(12日):反落、予想以上の在庫増を嫌気-終値76.94ドル

ニューヨーク原油相場は反落。 米エネルギー省の週間統計で原油在庫が予想以上に増加したことを嫌 気し、売りが出た。需要低迷で製油所の稼働率が約1年ぶりの低水準 に落ち込んだことも悪材料。

原油在庫は前週比176万バレル増の3億3770万バレル。ブルー ムバーグがまとめたアナリスト調査では100万バレルの増加が見込ま れていた。製油所の稼働率は、ハリケーン「グスタフ」と「アイク」 の影響で操業停止に追い込まれていた2008年9月以来の低水準。

エネルギー顧問会社、オイル・アウトルックス・アンド・オピニ オンズのカール・ラリー社長は「需要が弱く、製油所に悪影響が及び 始めていることが大きな問題だ。原油在庫の増加は消費者にとって良 いことだが、需要が弱いため、ガソリンなどの石油製品生産に原油は さほど必要ではなくなるだろう」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前日 比2.34ドル(2.95%)安の1バレル=76.94ドルで終了した。

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