カナダ・ドル:3週間ぶり高値から反落-金や原油、株の下げに追随

12日の外国為替市場では、カナ ダ・ドルが米ドルに対して3週間ぶりの高値から下落した。金価格が 最高値から反落し、原油価格が急落、株価が値下がりしたことで、高 利回り資産に対する需要が減退した。

カナダ・ドルは4日ぶりの下落で、主要16通貨のうち12通貨 に対して値下がりした。投資家が比較的安全な資産を追求したことか ら、米ドルは韓国ウォンを除くすべての主要通貨に対して上昇した。

バンク・オブ・モントリオールの外為責任者、マシュー・ペリエ 氏(トロント在勤)は「米ドルが広範囲に上昇している」と指摘し、 「株式は弱含みで、リスク選好が若干低下した。すべての資産クラス が反落している。原油も値下がりした。これもマイナス要因だ」と語 った。

カナダ・ドルはトロント時間午後3時2分(日本時間13日午前 5時2分)現在、前日比0.9%安の1米ドル=1.0548カナダ・ドル (1カナダ・ドル=0.9480米ドル)。11日は1.0449カナダ・ドル。 一時は1.0418カナダ・ドルと、10月22日以来の高値を付ける場 面もあった。

カナダ国債相場はほぼ変わらず。2年物国債(表面利率1.25%、 2011年12月償還)の利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下し1.39%。価格は3セント上昇し99.72カナダ・ ドル。10年債利回りは3.50%。

カナダ銀行(中央銀行)がウェブサイトに掲載した資料によると、 カナダの30億カナダ・ドル規模の2年物国債入札は、平均利回りが

1.608%だった。応札額は72億2000万カナダ・ドル。この2年債 は表面利率が1.5%で、2012年3月償還。

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