NY金:最高値更新後、下げに転じる-ドルの反発を嫌気

ニューヨーク金先物相場は反落。 最高値を更新する場面もあったものの、ドルが対主要通貨で前日に付 けた1年3カ月ぶりの安値から戻したため、代替投資としての需要が 弱まり、下げに転じた。

安全資産としての需要に対し、ドルの上昇が上値を抑え、金は前 日終値を挟んでもみ合う場面が目立った。主要6通貨に対するインタ ーコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は前日、2008年8月 以来の最低水準を付けた。投資家マーク・ファーバー氏は11日、金 が1オンス当たり1000ドルを再び下回ることはないとの見通しを明 らかにした。

ヘレウス・プレシャス・メタルズ・マネジメントのセールス担当 バイスプレジデント、ミゲル・ペレスサンタラ氏(ニューヨーク在 勤)はリポートで「ドルが反発、金の上昇相場はやや冷やされたが、強 気が続いていることに変化はない」と指摘した。さらに、金などの貴金 属相場は「投資資金が押し上げてきたものの、その資金流入が収まれば、 相場は下落する可能性がある」との見解を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比8ドル(0.7%)安の1オンス=1106.60ドルで取 引を終了した。一時は1123.40ドルまで上昇し、過去最高値を更新 した。

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