ドラギFSB議長:規制改革の後退リスクが拡大、景気回復とともに

20カ国・地域(G20)の中央 銀行、監督当局などで構成する金融安定化理事会(FSB)のドラギ 議長(イタリア中央銀行総裁)は12日、景気回復に伴い、世界的な 金融規制改革に向けた「大胆かつ急進的な措置」を阻止する利害関係 者の動きが強まっているとの認識を示した。

ドラギ議長はローマで講演し、「状況が改善するにつれ、あら ゆる実質的な改革に対する利害関係者の反対は強まっている」と語っ た。

同議長は、国際協調により世界的な経済危機の影響は限定的と なり、金融市場の状況は春以降「安定的に改善してきた」と指摘。そ の上で、さらなる危機を防止、制限するための金融市場の規制改革 および監督強化は「重大な局面」に入っており、監督機関は「現在の 不備を是正するために大胆かつ急進的な行動を取る」必要があると述 べた。

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