UBSなどを起訴へ、ミラノ市金融取引で詐欺容疑-イタリア検察当局

ミラノ市に売却された債券関 連デリバティブ(金融派生商品)をめぐり捜査を進めているイタリア の検察当局は、スイスのUBSやドイツ銀行など4行に加え、バンカ ーや元市職員など13人を相手取り起訴する方針だ。ブルームバーグ の入手した裁判資料で明らかになった。

ミラノ市の裁判所に12日提出された文書によると、アルフレ ド・ロブレド検事が詐欺の疑いで起訴を検討しているのは、UBSと ドイツ銀のほか、米JPモルガン・チェース、デプファ銀行の4行と 11人のバンカー、さらに2人の元市職員。デプファ銀行はドイツの商 業用不動産金融会社、ヒポ・レアルエステート・ホールディング傘下 の企業。

ロブレド検事は、同銀行がデリバティブ契約の販売でミラノ市を 欺き、不当に利益を獲得したと主張している。同検事によれば、ミラ ノ市は今年5月時点で時価会計評価により2億3100万ユーロの損失 を被り、隠れた手数料として1億100万ユーロを支払った。

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