古本財務政務官:為替相場の安定と強いドルを支持

古本伸一郎財務政務官は12日午 後、シンガポールで、ブルームバーグ・ニュースなど一部報道各社の グループインタビューに応じ、円相場について「ガイトナー米財務長 官が来日した際に大臣(藤井裕久財務相)が明快に言っているが、為 替の安定を求める。強いドルをなってほしい。私もその考えを支持し ている」と語った。

その上で「為替はファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)で 決められるべきだ」と指摘した。中国の人民元がファンダメンタルズ を反映しているかどうかについてはコメントを控えた。

古本政務官はまた、日本の外貨準備について「ポートフォリオを 基本的に変えるつもりはない。外貨準備のほとんどは米国債だが、こ れを維持していく」との考えを示した。

さらに日本の景気の先行きについて「とても楽観できない」と厳 しき認識を示した。異例の財政・金融政策を元に戻す「出口政策」へ 移行については「とてもそんな状態ではないと一般の人たちは感じて いる」と述べた。

このほか、景気対策のために追加的な財政政策を取るべきかどう かについては「国債の金利上昇と裏腹の問題だ」と指摘するとともに、 「国債発行の責任と同時に財政出動についての責任があり、両にらみ」 で判断する必要を挙げた。

古本政務官は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会 合に代理出席するため、シンガポール入りしていた。

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