第3四半期に東欧のリセッション、弱まる:エコノミスト調査

【記者:Zoltan Simon】

11月12日(ブルームバーグ):東欧では2009年7-9月(第3 四半期)にリセッション(景気後退)が緩和した可能性がある。貿 易相手の西側諸国がリセッションから脱したことで輸出需要が回復 しているのが背景。同地域の4大経済国のうち3カ国に関する調査 の結果、明らかになった。

ブルームバーグがエコノミストを対象に実施した調査の予想中 央値によると、チェコのGDP(国内総生産)成長率は第2四半期 の前年比マイナス5.5%から、第3四半期は同4.7%となったもよう。 ハンガリーは同7.5%から同6.6%に、スロバキアは同5.3%から同

5.0%と、マイナス幅は縮小した可能性がある。3カ国は13日にG DP統計を発表する。

輸出主導型の東欧地域は西側からの投資に依存している。世界 的な信用危機でユーロ圏経済が第2次世界大戦以降で最悪の落ち込 みを見せたことで、リセッションに陥った。東欧でも経済規模の大 きなポーランドは唯一、欧州連合(EU)27カ国のなかでプラス成 長を保っている。

キャピタル・エコノミクスの新興市場エコノミスト、ニール・ シェアリング氏(ロンドン在勤)は、「域外の環境が安定かつ改善し つつあるなかで、東欧地域の回復が緒についている」といい、「これ まで回復は常に西欧にけん引され、輸出が持ち直し、資本フローの 再開がなければならなかった」と語った。

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