ゼンショー株が続落、牛丼の売り上げ低迷を懸念-通期予想変更なし

複数の飲食店チェーンを展開する ゼンショーの株価が前日比3.4%安の606円まで下落。主力の牛丼業態 「すき家」を中心に既存店売上高が低迷していることが懸念された。

同社が11日の取引終了後に公表した上半期(4-9月)決算は、 本業のもうけを示す連結営業利益が前年同期比53%増の68億円と、今 月4日の増額修正に沿った内容だった。通期(2010年3月期)予想は前期 比48%増の115億円で据え置いた。上半期実績が期初計画を16億円上 回ったことを考えると、下半期予想は実質下方修正されたことになる。

会社側は下半期のすき家の既存店売上高前提を前年同期比6.3%減 と、前回より下げた。上半期の既存店売上高実績は同6%減だった。

三菱UFJ証券の新井勝巳シニアアナリストは「調達コストや固定 費などの削減が進み、粗利益率が改善している点は評価できるが、既存 店の売り上げが弱いことが気がかり」と指摘、下半期の業績を見極めた いとして、投資判断を「中立」で据え置いた。

ゼンショーの小川賢太郎社長は11日午後、東京証券取引所内で開 いた記者会見で、2009年4月にすき家の牛丼を350円から330円に値 下げしたことに触れ、「既に価格対応は行った。現在の不振はその浸透 度が低いためだ」との認識を示した。そのうえで、下半期は「牛丼祭 り」を行うなどして消費者に値ごろ感をアピールしていくと述べた。

-- Editor:Makiko Asai

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