上海:中国の都市で温暖化の影響最も深刻か、海面上昇で-WWF

世界最大規模の港湾都市、上海が 中国の都市の中で最も気候変動の影響を受けるリスクが高いとみられ ることが、世界自然保護基金(WWF)の調査で明らかになった。

WWFは12日、中国で最多の約2000万人の人口を抱える上海が、 バングラデシュのダッカやインドのカルカッタ、フィリピンのマニラ、 インドネシアのジャカルタと並び、アジアの都市の中で地球温暖化に よる海面上昇や強い暴風雨の影響を最も受けやすいとの見方を発表し た。

上海は、長江が東シナ海に注ぐ場所に位置する。中国の金融の中 心地で、海抜は平均約4メートル。海に近いためリスクが高い。

上海近郊では2006年、海面上昇や暴風雨、塩水の浸入により穀物 に被害が出たほか家屋が崩壊、湿地も影響を受けた。今回の調査報告 は、このような生態系の破壊により海からの浸水の危険性が高まると 指摘している。

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