韓国中銀:政策金利2%で据え置き、9カ月連続-予想通り

韓国銀行(中央銀行)は12日の 金融政策決定会合で、政策金利である7日物レポ金利を9カ月連続で 過去最低の2%に据え置くことを決めた。利上げに踏み切る前に同国 の景気回復を強固なものにしておきたい考えだ。

ブルームバーグ・ニュース調査では、エコノミスト17人中16人 が据え置きを予想していた。アナリストの大半が、韓国銀はインフレ 抑制を狙い、来年初めに利上げを開始すると予想している。

格付け会社フィッチ・レーティングスのグローバル・ソブリン格 付け責任者デービッド・ライリー氏は「韓国銀は金利を年内据え置く 見通しだが、恐らく来年1-3月(第1四半期)には引き締めを開始 するだろう」と予想。「来年にかけて景気回復が続いて韓国の成長率は 約4%に達し、ある程度の利上げ余地が生まれるだろう」と述べた。

韓国は、金融危機による景気後退からの脱却をアジアでけん引し ており、域内で最初に利上げする国の1つとみられている。サムスン 電子やヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)などの企業が増 益決算を発表する中で、韓国の2009年7-9月(第3四半期)国内総 生産(GDP)は前期比2.9%増と、約7年ぶり高水準となった。

韓国銀の李成太総裁と尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政相 は先月、今年の同国成長率がプラスとなる可能性があるとの見解を示 した。従来はマイナス成長と予想していた。

韓国通貨ウォンは投資家の金利先高感などを背景に、ドルに対し て年初来で8.8%上昇している。11日は1年1カ月ぶり高値近くとな った。12日のソウル時間午前10時55分(日本時間同じ)現在は、1 ドル=1156.35ウォンと、前日比ほぼ変わらずの水準で推移している。

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