医薬品株が急落、行政刷新会議で先発品薬価下げを議論-衝撃的との声

日本新薬など医薬品株に急落銘柄 が相次ぎ、東証1部業種別指数で医薬品指数が下落率上位となっている。 11日に開かれた政府の行政刷新会議で、価格の安い後発医薬品のある 先発品の薬価引き下げが議論された。薬価が引き下げられれば医薬品企 業の業績に影響を与えかねないとの懸念が強まっている。

日本新薬の株価は前日比7.6%安の1090円、久光製薬は6.8%安の 2880円まで売られたほか、東証1部値下がり率上位には生化学工業、 田辺三菱製薬も入っている。大証では小野薬品工業も急落している。

12日付の朝日新聞朝刊などによると、来年度予算要求の無駄を洗 い出す行政刷新会議の初日の「事業仕分け」で、割安な後発品の普及が 必要だとして後発品のある先発品などの薬価見直しが議論された。

シティグループ証券の山口秀丸アナリストは11日付リポートで同 論議について、「最終結論は12月までかかる予定であるものの、業界 にとっては衝撃的な内容」と指摘。長期収載医薬品の利益に占める比率 が多い企業として、小野薬品工業、久光製薬、日本新薬などを挙げた。 さらに長期収載品の後発品化が進む可能性が高いとし、後発品企業にも マイナスになるだろうと予測した。

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