荏原株は1月来の下落率、風水力や精密部門の受注弱い-上半期赤字に

総合ポンプメーカー大手の荏原株 が一時前日比7.7%安の373円と急反落。日中の下落率としては1月 27日(19%)以来、約9カ月半ぶりの大きさを示した。民間企業の設 備投資抑制などを背景に風水力部門や精密・電子部門の受注高が急減、 上半期は前年同期に続く最終赤字で、業績低迷を嫌気した売りに押さ れた。

荏原が11日の取引終了後に公表した上半期(4-9月)決算によ ると、連結純損益は11億円の赤字。損失額は前年同期の26億円から 縮小したが、燃料電池や精密関連事業の事業再構築などで特別損失が 発生したことや、税金負担の増加などが響いた。

部門別受注高は、風水力が前年同期比28%減の1136億円、エン ジニアリングが同2.3%増の743億円、精密・電子が同16%減の199 億円。すべての部門が経済停滞の悪影響を受けた格好で、全受注高は 同18%減の2079億円だった。

同社広報室の千坂隆太氏は、「上半期の後半から、少しずつ風水力 や精密でプロジェクトを再開する動きが出てきた。下半期は受注が上 向くとみている」と説明。下半期は、前年同期比20%増の2721億円 の受注があると試算しているという。

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