米モトローラ、テレビ用セットトップボックス部門の売却検討-関係者

米最大の携帯電話メーカー、モ トローラが、ケーブルテレビ用セットトップボックス(STB)部門 の売却を検討していることが11日、事情に詳しい関係者3人の話で 分かった。

プライベートエクイティ(未公開株、PE)投資会社などが買い 手候補になっているという。売却に向けた交渉が非公開であることを 理由に、同関係者が匿名を条件に明らかにした。うち2人によると、 売却が早期に実現する見込みはないという。

STB部門の売上高は今年7-9月(第3四半期)に、モトロー ラ全体の約3分の1を占めた。昨年通期に40億ドル超の赤字を計上 した同社はまた、携帯電話部門のスピンオフ(分離・独立)も計画し ている。

エビアン・セキュリティーズのアナリスト、マット・ソーントン 氏はSTB部門について、売却先は上場企業でなく「PE投資会社の 方が理にかなっていると思う」と指摘。「成長ビジネスではないが、キ ャッシュフロー(現金収支)を生み出す存在にはなり得る」との見方 を示した。

モトローラの広報担当ジェニファー・エリクソン氏は、コメント を控えている。

ソーントン氏は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ) が先に報じた売却価格(約45億ドル=約4000億円)を「妥当な水 準」とみている。同紙によると、TPGやシルバー・レイクなどのP E投資会社が買収に関心を示している可能性があるという。事情に詳 しい複数の関係者の話を基に伝えた。

TPGの広報担当オーウェン・ブリックシルバー氏はコメントを 控えた。シルバー・レイクへの電話取材に対する返答はこれまでのと ころない。

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