大京株が急伸、不動産管理などストック事業拡大-安定収益

分譲マンション大手、大京の株価 が前日比7.1%高の243円と急伸、2週間ぶりの高値となった。経費削 減や買収効果などで不動産管理事業や請負工事事業が伸び、今期(2010 年3月期)連結営業利益は従来予想を25%上回る見通しとなった。安 定した収益体質を構築しているとして、業績期待が高まっている。

会社側が11日に発表した業績予想修正によると、今期の連結営業 利益は95億円(前期は440億円の赤字)となる見通し。従来予想は76 億円だった。

セグメント別では、3月に買収したオリックス・ファシリティーズ などの貢献や収益力強化策から、不動産管理事業の営業利益が従来計画 の45億円から51億円へ増加する見通し。1990年代の大量供給時代の マンションが修繕時期を迎えていることで、請負工事事業の営業利益も 20億円から31億円へ拡大が見込まれる。

同社の奥山慎哉広報部長は「安定収入の柱を増やすため、景気に左 右されず既存のものから出てくるストック事業を強化してきたことが数 字になってきた」と述べた。マンション管理で業界トップの大京アステ ージに、オリックス・ファシリティーズやJ・COMSが加わり、重複 部分の集約が進んでいることも収益面でプラスになっているという。

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