投資家ファーバー氏:金相場が再び1000ドルを下回ることはない

投資家マーク・ファーバー 氏は11日、各国中央銀行が財政赤字の穴埋めなどの目的で通貨 を増発し、金相場が年初来27%上昇して過去最高値を更新した 後で、金が1オンス当たり1000ドルを再び下回ることはないと の見通しを明らかにした。

金相場は11日、米ドル安を背景にニューヨークとロンドン 市場で最高値を更新。主要6通貨のバスケットに対するドル指数 は今年に入って7.9%下落しており、この日は1年3カ月ぶりの 低水準を付けた。インドとスリランカが金を購入したとの先週の 報道を受け、他国が追随するとの観測も浮上している。

ファーバー氏はロンドンで開かれた会合で、「金が再び 1000ドルの水準を下回ることはないだろう」と指摘。「中央銀 行はどこも同じだ。紙幣を増刷している。金利水準を考えると、 金相場は2001年よりも現在のほうが割安だろう。現物の金を保 有すべきだ」と語った。

また、中国は金を含めた資源を購入し続けるだろうと述べ、 「同国の商品に対する需要はますます増加する」と説明。「新興 国が最も速いペースで成長しよう」との見方を示した。

一方、西側諸国については、経済縮小を回避できれば幸運だ とし、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を事実上のゼ ロで維持するだろうと述べた。

-- Editors: Tony Barrett, Dan Weeks

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Zijing Wu in London at +44-20-7330-7613 or zwu17@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Simon Casey at +44-20-7673-2631 or scasey4@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE