米スリーコムのコール・オプション取引急増、HPによる買収発表前に

米ネットワーク機器メーカー、 スリーコム株式のコール・オプション(買う権利)の取引が11日、ヒ ューレット・パッカード(HP)が27億ドル(約2400億円)で買収 する計画を発表する前に急増し、2007年9月以来の高水準に達した。

コール・オプションの売買高は8000枚強と、過去4週間の平均の 17倍に上った。売買が活発だったのは権利行使価格5ドルの11月限 コールと、同5ドルの12月限コール。ナスダック市場では、スリーコ ムの株価が買収発表前の午後4時(日本時間12日午前6時)時点で前 日比5.2%高の5.68ドルと、9月28日以来の大幅高となった。

オプションモンスター・ホールディングスの共同創業者、ジョン・ ナジャリアン氏は「これらは汚い手口の取引かもしれない」と電子メ ールで指摘した。

米証券取引委員会(SEC)はインサイダー取引に投資家が関与 しないようオプション市場を監視しているが、SECのジョン・ハイ ン報道官はコメントを控えている。

HPが合意したスリーコム1株当たりの買収価格は現金7.90ド ル。これは11日終値を39%上回る。

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