NY銅先物:上げ幅縮める、ドル反発でインフレヘッジ需要が後退

11日のニューヨーク銅先物相場 は一時、今月の高値を付けたが、その後、上げ幅を縮めた。ドルが1 年3カ月ぶりの安値から持ち直し、インフレヘッジとしての銅の需要 が抑制された。

主要6通貨のバスケットに対するドル指数は下落した後、一時

0.3%高まで上昇。世界最大の銅消費国である中国の10月の工業生 産が前年同月比16.1%増と、1年半ぶりの高い伸びを示し、需要拡 大の兆しを示したことを受け、銅相場は一時、今月の高値を付けた。

スタンダード・バンク・グループのアナリスト、レオン・ウェス トゲート氏は「すべて為替が関連している」とし、「金属の相場はほ とんどレンジ内で推移し、実質的な方向性がない状況にある。為替や テクニカルな兆候が引き続き相場の方向性を決定するだろう」と指摘 した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は前日比0.45セント(0.2%)高の1ポンド=

2.966ドル。一時は3.0375ドルと、中心限月の取引としては10月 30日以来の高値を付けた。

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