英国債:2年債上昇、一時18年ぶり低利回り-英中銀の物価見通しで

英国債相場は上昇。2年債利 回りは一時、約18年ぶり低水準を付けた。イングランド銀行(英中 央銀行)のキング総裁がインフレ率が中期的に目標を下回る水準にと どまるとの見方を示したことがきっかけだった。

キング総裁はこの日、資産買い取り継続について当局者は「予断 を持っていない」と発言。イングランド銀はインフレ率が今後3年の ほとんどの期間に2%の目標を下回るとの見通しを示した。これを受 けて、10年債は上げに転じた。

カリヨンの債券ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロン ドン在勤)は「多くの市場関係者が予想していたよりもハト派的なコ メントだった。当局者はインフレ率が短期的に上昇すると予想して いるが、中長期的には鈍化し、景気回復の強さには大いに論争の余地 があるとみている。これが国債相場の上昇要因となった」と語った。

2年債利回りはロンドン時間午後4時45分現在、前日比5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.71%。一時は

0.698%まで下げ、ブルームバーグがデータ集計を開始した1992年 1月以来の最低水準となった。同国債(表面利率4.25%、2011年 3月償還)価格は0.06ポイント上げ104.66。10年債利回りは

3.76%と、前日から3bp低下した。

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