欧州債:ほぼ変わらず、10年債利回り3.34%-株高と入札で需要後退

欧州債相場は前日からほぼ変わ らず。ドイツが50億ユーロ規模の国債入札を実施したのに加え、株式 相場の上昇で国債需要が後退した。

10年債利回りは一時、9月23日の高水準まで0.5ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)に近づいた。先進国の銘柄で構成する MSCI世界指数は上昇。フランス3位の銀行、クレディ・アグリコ ルの7-9月(第3四半期)利益が予想を上回ったほか、10月の中国 工業生産が増加した。

WestLBの債券ストラテジスト、ジョン・デービーズ氏(ロ ンドン在勤)は、「株式相場は経済データより若干先行している公算 がある。そのため10年債利回りは現行水準にとどまることが可能だろ う」と語った。

ロンドン時間午後4時24分現在、10年債利回りは3.34%と、 前日からほぼ変わらず。一時は3.39%まで上げた。同国債(表面利率

3.25%、2020年1月償還)価格は前日比0.01ポイント下げ99.25。 欧州各国の10年債もほぼ変わらずだった。

ドイツがこの日実施した入札結果は、応札倍率が1.4倍となった。 過去3回の平均は1.6倍だった。同国は今年、過去最大の3290億ユ ーロ規模の国債入札を計画。前年は2200億ユーロだった。

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