米アプライド:15%の人員削減発表も、8-10月決算で-アナリスト

半導体製造装置最大手の米ア プライド・マテリアルズは11日夕の2009年8-10月(第4四半 期)決算発表に際し、人員削減計画を拡大する可能性がある。これは リセッション(景気後退)以前の水準に市場が回復しないと同社がみ ている兆候を示す。

パシフィック・クレスト・セキュリティーズや、RBCキャピタ ル、オーリガUSAのアナリストは人員削減規模が最大で従業員全体 の15%になると見込んでいる。オーリガ(ニューヨーク)のアナリス ト、ダニエル・ベレボーム氏はアプライドが市場縮小対策としてコス ト削減を進めていると指摘する。

同氏は「アプライドは今後の環境に事業規模を合わせることに努 めるだろう」と述べ、「アプライドならびに半導体業界全体の問題は、 設備投資額が2007年水準まで戻る公算が極めて小さいことだ」と付 け加えた。

国際半導体製造装置材料協会(SEMI)によれば、半導体メー カーの今年の製造装置への投資額は約150億ドル(約1兆3500億 円)と、2008年の半分となる見通し。07年実績は430億ドルだっ た。

アプライドの広報担当者、デービッド・ミラー氏はコメントを控 えた。同社の従業員数は約1万2600人。

アナリスト見通し

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によれば、アプライド の8-10月期業績は、1株当たり利益が3セント、売上高が13億 2000万ドルと見込まれている。アプライドが8月時点で示した見通 しでは、1株利益は最大4セント、増収率は前年同期比で少なくとも 10%だった。これを売上高に換算すると約12億5000万ドルとなる。