欧州委のアルムニア委員:出口戦略、EUの一部は10年から実施を

欧州連合(EU)の行政執行機 関である欧州委員会のアルムニア委員(経済・通貨担当)は11日、E U加盟国の一部は景気刺激策の解除を2010年に始めるべきだとの認 識を示した。

ブリュッセルで記者会見した同委員は「ユーロ圏とEU加盟国は 全体の平均として景気刺激策を2011年に解除し始めるだろうが、す べての加盟国に当てはまるわけではない」と指摘。「欧州委員会は一 部の国に対し、2010年に財政の健全化に着手すべきだと勧めている」 と話した。

アルムニア委員は「財政赤字は抑制されているとしても、対国内 総生産(GDP)比で高く伸びていることを考えると、今後数年間に 財政を健全化する必要がある。2010年までに実施の必要がある国に対 しては、上半期中に着手するよう要請するだろう」と話した。

欧州委員会はこの日、フランス、スペイン、英国、アイルランド に対し、財政赤字をGDP比3%以内に抑制するというEUの安定・ 成長協定の基準を超えることをあと1年容認した。ギリシャに対して は「効果的な対策」を取っていないと批判。ほかの9カ国に対しては 財政赤字を基準以内に戻す期限を2012年と13年に設定した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE