豪企業:資金不足の穴埋めにヘッジファンドを活用-KPMG

KPMGインターナショナルによ ると、ヘッジファンドはオーストラリア企業への投資を拡大している。 銀行の融資減少で生じた企業の「資金調達ギャップ」を埋める役割を 果たしている。

同社の豪部門で資金調達の助言業務の責任者を務めるデービッ ド・ヒースコーテ氏は11日、電話インタビューに応じ、「特に世界中 の資金を集めるオフショアファンドからの資金は相当な量が利用可能 だ」と指摘。「投資リターンが適正であるなら、こうしたヘッジファン ドは積極的に豪州への投資を検討するだろう」と説明した。ヘッジフ ァンドから借り入れを行った企業名については言及しなかった。

同社が電子メールで同日配布したリポートによると、豪国内の外 国銀行が昨年12月から今年8月に行った融資は、世界が信用収縮に見 舞われる中で約10%減少。これが企業の資金不足につながり、企業は 別の手段を使って穴を埋める必要に迫られた。

ヒースコーテ氏によれば、ヘッジファンドは2500万-7500万豪 ドル(約21億-63億円)の資金を必要としている企業に焦点を絞っ ており、銀行融資や株式発行に必要な条件を満たせない企業の資金需 要に応えることができる可能性がある。

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