Fリテイリの株式時価総額が7&i超える、販売好調で連日の最高値

カジュアル衣料ブランド「ユニク ロ」の販売が好調なファーストリテイリング株が2日連続で上場来高 値を更新し、時価総額が国内小売り最大手のセブン&アイ・ホールデ ィングス(7&i)を超えた。

髙木証券金融商品部株式課の菊池重夫氏は、両社の時価総額の逆 転は「象徴的なこと」と受け止めている。同氏は、Fリテイリは現在 の国内個人消費の不振を逆手にとり、手ごろな価格で機能性の高い衣 料品を次々と投入していることが、成功につながっているとの見方を 示した。

この日で4連騰となったFリテイリ株の終値は前日比1.4%高の 1万6920円で、時価総額は1兆7948億円。一方、7&iHDの時価 総額は1兆7658億円。Fリテイリは年初来30%上昇しているのに対 し、7&iHDは36%下落と対照的な値動き。

Fリテイリが2日に発表したユニクロの10月の国内既存店売上 高は、ヒートテック(発熱保温衣料)などが好調で前年同月比35.7% 増と、ほぼ8年半ぶりの高い伸び率を記録した。

同社は先月1日にフランスの首都パリにユニクロ「オペラ店」を 開店、2日には銀座店が売り場面積2300平方メートルの超大型店とし て新装オープンした。デザイナーのジル・サンダー氏との取り組みに よる新コレクション「+J(プラスジェイ)」が目玉商品の1つとなっ ている。先月はさらに名古屋栄店をオープンしており、今後も2010 年春には渋谷プライム店、同じく秋には大阪心斎橋に超大型店をオー プンさせる計画だ。

ユニクロは今期(2010年8月期)に国内既存店で3%増収を予想 している。一方、7&iHD傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂の 今期(10 年2月期)既存店売上高は前期比5%減を予想している。

--取材協力:藤村 奈央子 Editor :Makiko Asai、Shintaro Inkyo

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Junko Hayashi Tadashi Yanai

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