新生銀:4-9月の純利益111億円、通期目標達成-年間1円復配へ

来年秋に新生銀行と合併する新 生銀行が11日発表した2009年4-9月期の連結純利益は111億円 となり、通期(10年3月期)の目標を中間期で達成した。これに伴 い従来未定としていた年間配当予想も1円に復配する。

同行は劣後債の買い戻し益を特別利益に計上することなどを理由 に10月、4―9月期の業績予想を上方修正していた。通期の連結利 益は業務環境が不安定なため100億円で据え置いたが、第3四半期 決算発表時にあらためて発表するという。

同日会見した八城政基社長(80)は、昨年11月12日の就任か ら1年を振り返り、「組織人員の適正化、リスク管理の見直し、顧客 中心主義への転換や過去の負の遺産の一掃などの目標は8、9割達成 できたと考えている」と語った。就任時には単体ベースで2500人程 度だった人員体制は2000人程度とし、2割のコスト削減効果が出て いるという。

資本政策に関しては、「09年3月末までにティア1(中核的自 己資本)比率7%の達成を掲げ、期限は守れなかったが9月末で半年 遅れて達成できた」と述べた。現行の水準には「満足はしていない」 とした上で、20カ国・地域(G20)などで銀行の資本強化が議論さ れていることに触れ、「全ての面でG20で言われる目標に達する必 要がある」と語った。増資の可能性は「3、4四半期の状況や金融庁 の調査などを見極めて考える」としながらも、「基本的には外部から の調達なしで資本増強をしたい」と述べた。

10年10月をめどに合併する予定のあおぞら銀との協議の進ちょ く状況について八城氏は、「これまでに5回統合委員会が開かれてい るが、将来のビジネスモデルやリスクアセットの計算方法、リスク管 理態勢など重要なことで決まっていないことがいくつかある」と述べ、 「鋭意そういう問題をつぶして行こうとしている」と語った。

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