蘭INGの7-9月:黒字4.99億ユーロ、評価損が縮小

オランダの金融サービス最大手、 INGグループが11日発表した2009年7-9月(第3四半期)決算 は、市場環境の好転により評価損が縮小し、黒字となった。

純利益は4億9900万ユーロ(1株当たり0.25ユーロ)。前年同期 の純損益は4億7800万ユーロ(同0.22ユーロ)の赤字だった。利益 は同社が10月に発表した見通し(5億ユーロ)とほぼ一致した。投資 資産の評価損を含む費用は8億8200万ユーロと、20億3000万ユーロ から縮小した。広報担当のレイモンド・フェルメーレン氏が述べた。

INGは政府による救済について欧州連合(EU)の承認を得る ため、銀行と保険事業を今後4年で分離する計画。オランダ政府は同 社に100億ユーロを注入したほか、216億ユーロ相当の米住宅ローン 資産に保証を付けている。同社は株主割当増資で75億ユーロを調達し、 公的資金の一部を返済する方針だ。

テオドア・ヒリセン・バンキエールのアナリスト、ポール・バイ センス氏は決算発表前に、「事業分離はプラスだ」として、「投資家は 銀行に投資するか保険会社に投資するかを自分で選びたがっている」 と話していた。

ING株は年初来30%上昇し、10日の終値は9.55ユーロ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE