NY銅先物:下落-中国の需要弱まりつつあるとの観測、在庫が増加

10日のニューヨーク銅先物相場 は下落。世界最大の金属消費国である中国で需要が弱まりつつあると の観測が背景にある。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は6営業日連 続で増加し、6カ月ぶりの高水準に達した。中国の非鉄金属取引大手、 西安邁科金属国際集団によれば、国内での買い付けが少ないため、中 国は銅を再輸出している可能性がある。先週の上海先物取引所の指定 倉庫の銅在庫は約5年ぶりの高水準に膨らんだ。

エボリューション・セキュリティーズのアナリスト、チャール ズ・カーノット氏(ロンドン在勤)は「かなりの量の銅在庫があると の懸念が一部にあり、これが相場にとって短期的に重しとなる公算が 大きい」とした上で、「これから年末年始のやや動意に欠ける時期を 迎えるなか、銅相場は方向感の乏しい展開となる可能性がある」との 見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は、前日比0.6セント(0.2%)安の1ポンド=

2.9615ドル。一時、1%安に下落する場面もあった。

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