米ボストン連銀総裁:経営難の銀行閉鎖の手段、政府備えていない恐れ

米ボストン連銀のローゼングレ ン総裁は10日、ロンドンで講演し、多くの政府が経営難に陥った金融 機関の事業を停止するのに必要な手段を欠いている恐れがあり、こう した企業に緊急支援を提供することに対する一般市民の強い反発に直 面していると語った。

講演テキストによると、同総裁は、各国政府は世界的に業務が密 接に関連し合う大手金融機関に対して、資本増強のほか、経営が悪化 した際に自ら破産処理を行うための危機対応計画の策定を義務付ける べきだと指摘した。

総裁はまた、最近の金融危機の「皮肉」な現象は、世界最大手の 金融機関の多くが規模を拡大させ、監督当局が直面するいわゆる「大 き過ぎてつぶせない」問題がさらに悪化したことだと述べた。

ローゼングレン総裁は2007年7月にボストン連銀総裁に就任し た。講演テキストによると、現在の経済情勢や金融政策の見通しへの 言及はなかった。

-- Editors: James Tyson, Brendan Murray

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Michael McKee in New York at +1-212-617-1834 or mmckee@bloomberg.net; Brian Swint in London at +44-20-7073-3444 or bswint@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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