S&P500種:来年2月にも1300上回る、景気回復で-フィッシャー氏

富豪で投資家のケネス・フィッ シャー氏(58)は、米S&P500種株価指数について、米経済が1930 年代以降最悪のリセッション(景気後退)から回復し続けるため、来 年2月にも1300を上回るとの見通しを示した。

S&P500種の9日終値は1093.08と、3月に付けた12年ぶり 安値から62%上昇している。フィッシャー・インベストメンツ(米カ リフォルニア州ウッドサイド)の最高経営責任者(CEO)として350 億ドル(約3兆1440億円)の資産を運用するフィッシャー氏は、同 株価指数が向こう3カ月で最大25%上昇するとみている。

同氏は9日のインタビューで、「極端な悲観論からの転換にすぎな い」と述べた上で、「これまでが極度の弱気相場だったため、今後は強 気相場がさらに展開する余地がある」と予想した。

フィッシャー氏によれば、向こう3カ月間は景気により敏感な業 種が上昇相場をけん引する見通しで、具体的には素材や一般消費、資 本財などを挙げた。情報技術やエネルギー関連も上昇を見込むものの、 上げ幅はやや小さいとみている。同氏はまた、4月16日のインタビ ューの際に語った新興市場の株式を「オーバーウエート」にすべきだ との考えをあらためて示した。

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