金が商品相場の上昇けん引か、中央銀行の金購入で-米BOAメリル

米バンク・オブ・アメリカ(BO A)メリルリンチは、金相場が原油などの原材料価格の上昇をけん引 するとの見通しを示した。ドル相場の軟化で各国・地域の中央銀行が ドルの代替として金に目を向けていることを理由として挙げた。

フランシスコ・ブランチ氏(ロンドン在勤)らアナリストは6日 のリポートで、「主要10カ国(G10)のうち、さらなる通貨の上昇を 受け入れようとする国はほとんどない」と指摘。「問題なのは、変動通 貨を採用する国はどこも同様の状況にあり、ドルの競争的切り下げが ポンドなどの競争的切り下げにつながる悪循環が生まれるということ だ」との見方を示した。

アナリストらは、新興国の中央銀行にとって、金の購入が「この 競争的切り下げの力学」から自国を守る唯一の手段になるとしている。 インド準備銀行(RBI、中央銀行)が国際通貨基金(IMF)から 10月に金を購入したとの先週の報道が、金相場の1オンス1100ドル 台への上昇につながった。

アナリストらは「金相場が上昇するなか、G10の不換紙幣の価値 が低下するとの見方が強まり、原油など他の商品の相場が押し上げら れている。それはまさに今週見られた現象だ」としている。

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