米大統領、中国首脳との会談でチベット問題協議か-為替問題も議題に

オバマ米大統領は来週北京で行 う中国の胡錦濤・国家主席との首脳会談で、表現の自由や法治、チベ ット問題を協議する意向だ。ホワイトハウス高官が明らかにした。

国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長、ジェフリー・ベ ーダー氏は9日、「オバマ大統領は人権問題への懸念を直接、胡錦濤 主席に提起するだろう」と述べた。

チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が米議会から人権賞 を受賞するため10月に訪米した際にオバマ大統領が会談を見送った ことをめぐっては、人権問題活動家から批判が高まっている。バレリ ー・ジャレット大統領上級顧問(政府間調整担当)は9月に、オバマ 大統領が今月のアジア歴訪後にダライ・ラマ14世と会談する見通し だと述べており、ベーダー氏もこれを追認した。

オバマ大統領は12日から8日間の日程で北京のほか、東京とシ ンガポール、上海、ソウルを訪問する。16日に胡錦濤主席と夕食を ともにし、翌日に会談する。

ベーダー氏は9日、同大統領の初のアジア歴訪に関する記者団と の電話会議で、「現段階で大統領の発言内容を正確に予測することは できないが、表現の自由や情報へのアクセス、宗教の自由、法治、チ ベット問題といった問題がわれわれの念頭にある」と説明した。

オバマ大統領は9日、中国の胡錦濤主席と温家宝首相と会談する 際に、為替問題を取り上げる意向を明らかにした。同大統領はロイタ ー通信とのインタビューで「為替は他の多くの問題とともに議題にな るだろう。貿易を促進し、経済成長の継続を可能にする、米国と中国 の双方に恩恵を与える広範な政策で両国が合意できると確信してい る」と語った。

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